先日、久しぶりにイベントへ出掛けました。
地方都市ですが、そのような街に出掛けること自体が2年ぶりです。
今は落ち着いている状況とはいえ、もちろんドキドキです。
意を決して観に行った作品とは
ミュージカル『刀剣乱舞』 にっかり青江単騎出陣 2021秋 です。
主演は荒木宏文さん。
繊細な雰囲気を纏った
とても美しい方でした。
凛と立つ姿に、ストイックさを感じました。
美しい身体の線、
優しくて温かみのある声。
にっかり青江という役への想いが
ひしひしと伝わってきました。
一人芝居で全国行脚するなんて
しかもこのご時世に…
それらの心配をもろともせず
秋公演を美しく駆け抜けていかれました。
ここまでくるのに大変な試行錯誤をされたと思いますが、
よくぞ公演を実施してくださいました。
ありがとうございます!という想いでいっぱいです。
観客の鳴り止まない拍手に応えて微笑む荒木さんは
とても美しかったです。
『尊敬する人とは直接会うといい』
『舞台なども直接見るとやはり違う』
それらの言葉はその通りでした。
今は、配信を観ることもできるので
地方に住む私はとても助かっています。
移動のことを考えると、配信で満足していた部分も大いにあります。
それでも、実際に観た時の姿、声、音楽、照明、空気感は
時計の針が鈍っていたような、ぬるま湯をたゆたっていたような私に、
心地よい刺激をくれました。
久しぶりに都市へ行き、
大好きな作品を実際に観て、
時計の針がスムーズに動き出したような感覚になりました。
この日、運営スタッフさんや、ファンの方のマナーのよさもあり、
安心して観劇することができました。
刀ミュとの出会い
ミュージカル刀剣乱舞の通称は『刀ミュ』です。
私は2018年末の紅白歌合戦で刀ミュを知りました。
それまでは刀剣乱舞onlineの存在も知りませんでした。
家族が最初にはまったのですが、
一緒に見ていると
美しいビジュアルだけでない
ものすごい努力を感じて、これはすごい!と思いました。
そこから過去の作品も観たり、
俳優さんの他の活動も見させていただいたり、
とても楽しい時間を頂いてきました。
刀ミュがきっかけで京都旅行をすることにもなりました。
世界が変わる前から今まで
辛い時も、いつも同じように、
私が顔を上げるのを待っていてくれていました。
素敵な大人がいるチーム
刀ミュを演出される茅野イサムさん、プロデューサーの松田誠さんをはじめ
大人達がすごく素敵なのです。
こんなに素敵な大人っているんだなぁと
いつも思っています。
そして、期待を裏切らない作品を見せてくれる…
そう信頼することができるのです。
だから、顔を上げるのを待っていてくれると感じるのです。
向こうから押し付けることはしないけれど
こちらがアクセスすれば必ず素晴らしい時間をくれるのです。
様々な音楽や作品で溢れるこの時代で
期待を裏切らない作品を作り続けることは
とても難しいのではと思います。
真摯に作品やファンと向き合ってくださる刀ミュチームには
とても感謝しています。
ミュージカル刀剣乱舞は6周年
本日、2021年10月30日で
ミュージカル刀剣乱舞は6周年を迎えました。
私は途中から知ることになったけれど
まるで6年前から知っているかのような気持ちです。
これからも好きでいます。